
事前に完璧な計画を立てるのではなく、手元にある素材が何になりたいかを「聞く」ことでデザインが始まることがあります。
普通の木工では設計図から始まりますが、回収された材料を使う場合は、逆のアプローチが求められます。
様々(さまざま)な木材の切れ端から何かを生み出す際に、素材の制約を「ルール」ととらえ、それに応じて作品のアイデアを育む方法です。
職人は、まず木材自体と対話することから始めました。長さ、幅、節、木目の癖など、それぞれの木片が持つ特徴を理解し、それらの関係性を探します。このプロセスを通して、作品はあらかじめ決められたデザインに無理やり合わせるのではなく、木材が本来持つ美しさを引き出す形へと自然に導かれていきました。

素材の声を聞くって、なんだか深い!自分も木材とダンスしてみたいなぁ。

